Q1:認定補聴器技能者を目指すきっかけとなった出来事や、そのときの思いを教えてください。
補聴器販売に携わって数日経った時の事でした。単に補聴器を販売するだけでは、難聴でお困りになられている方のお役にたてない事に気付きました。補聴器の販売知識だけでなく、聴覚生理や難聴病理、音響学、耳型採取の技術などと他にもたくさんの知識が必要であるという事を実感し、難聴者のお役に立てるよう、認定補聴器技能者を目指そうと考えました。
Q2:資格を取る前と今で、接客の仕方や仕事の品質、ご自身の意識はどう変わりましたか?
資格を取得する以前は、基本的には難聴者に補聴器を販売し、聞こえるという喜びの声だけに満足しておりましたが、資格を取得したことにより、難聴者のお話(不安や悩みなど)をよく聞き、自分の立場に置き換えて考える機会が増えました。それぞれの使用環境に合わせた細かな調整や、補聴器を装用している時としていない時の聞こえ方を測らせてもらい説明させていただいております。
また医師との連携もさせて頂くようになり耳鼻科医のご指導を仰ぎながら接客に精進しております。